飼い猫のロシアンブルーに手を噛まれて、生まれて初めて病院に入院という体験をしました。
「猫に噛まれたぐらいで」なんて侮ってはいけません。
猫に噛まれたり引っ掛かれた時には、噛まれた箇所をすぐに流水で洗い流しましょう!
そのままほっておいて、私みたいに入院なんてことにならないように。
このページでは、飼い猫のロシアンブルーに手を噛まれ、手が腫れていしゃクル呼んだ時のことと、
病院に入院した体験、猫に噛まれた時の対処方法など詳しくお伝えしていきます。
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ことの発端は
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そもそもことの発端は、動物病院での出来事です。
飼い猫にワクチンを打ってもらうために、近所の動物病院に行きました。
普段から通っている動物病院です。
体温を測るために、猫の肛門に体温計を入れた時、当然ながら猫は嫌がります。
ハァァという猫が怒った時に発する鳴き声。
私は猫の首を抑えつけたのですが、その時、左手の甲を噛まれてしまいました。
噛まれたと言っても、傷はさほどひどくなく、
猫の牙で一箇所だけ噛まれて、少し手に穴が開いた程度の傷です。
そこから少し出血してしまいました。
普段から何度もその動物病院に通っているので、あまり悪くは言いたくありません。
しかしその動物病院の先生には、落ち度があったと思います。
動物病院の先生の落ち度
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動物病院の先生に落ち度はあったと思うのですが・・・
一つ目は、猫の首に巻くガード(正式にはエリザベスカラーというそうです)を巻くとか、
私に噛まれ防止用のグローブを貸すとかしていれば、このような事態にはならなかったと思います。
その動物病院には何度か通っていますが、
今までそのような、噛まれ防止対策はしてくれていませんでした。
二つ目は、動物病院の先生なら当然、もし猫に噛まれたり引っ掛かれてしまった時の対処方法ぐらい知っているはず。
私の手の甲から出血しているのを見つけると、その先生はあろうことか私に絆創膏を渡したのです。
せっかくくれたのですから、私は噛まれた箇所に絆創膏を貼りました。
猫に限らず動物や虫でもそうですが、もし噛まれてしまった場合には、
まずは流水で洗い流すのが先決です。
病院に行ってください
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私が飼い猫に左手の甲を噛まれて、そこから少し流血しているのを見つけると、
動物病院の先生は、あろうことか私に絆創膏をくれました。
そしてその先生が言った言葉は「もし手が腫れたら病院に行ってください。」でした。
手が腫れ始め、発熱も
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家に帰ってからでも、噛まれた箇所を洗えばよかったと思います。
そのままほったらかしにしたのが間違いでした。
その日の夜から少しづつ、飼い猫に噛まれた左手の甲が腫れ始めました。
そして朝には手がパンパンに腫れ、ズキズキピリピリする痛みが出始めました。
昼頃には身体の節々が痛くなったので、発熱もしていたと思います。
今日は日曜日、「いしゃクル」に電話
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これは病院に行かなければと思ったのですが、あいにく今日は日曜日。
ネットで近所のクリニックを探したのですが、日曜日に往診してくれるクリニックは見つかりません。
救急車を呼ぶほどのことでもないと思い、
「いしゃクル」のネット広告を見てそこに電話してみました。
「猫に手を噛まれて腫れてしまった」と、その症状を告げると、
電話に出てくれた方は、医師のおおよその到着時間など適切に対応してくれました。
医師が到着するまでの間に、ショートメッセージで届いたリンクから問診や必要事項を入力します。
健康保険証の画像も取り込んで送信します。
回答時間は約5分程でできました。
約30分位で医師が到着しました。
意外と早かったです。
ドライバーと医師の計二人で来てくれました。
ドライバーは車中で待機してました。
医師は白衣を着ていて、男性で年齢は30才代前半でしょうか?
若い医師です。
自宅の中に医師を招き、猫に噛まれた左手を見せると、
猫の牙によって噛まれた小さな穴を押し、中から膿を取り出してくれました。
にょろにょろっと膿がでました。
抗生剤軟膏を噛まれた手に塗り包帯をして、
抗生剤錠剤を出して診療は終了です。
「これでたぶん腫れは引いてくると思います。」
「あらためてクリニックに行った方が良いですか?」
「腫れが引いてこないようであれば行ってください」
「診療費は?」
「後日請求書が郵送されてきます。」
こんな会話をした後、医師は帰って行きました。
診療時間は5分位でした。
まぁ医者ですから・・・余計な会話もなく、
サッと来てサッと帰るみたいな感じでした。
人間ですからいつケガをしたり、身体の具合が悪くなるか分かりません。
日曜日は、休診のクリニックが多いので困ります。
そんな時「いしゃクル」は、とても便利なシステムだと思います。
「いしゃクル」からの請求書 診療費は?
後日、「いしゃクル」から請求書が郵送されてきてました。
総額で9150円でした。
初診料、休日往診料、交通費が含まれています。
交通費は保険外負担で自費です。
手の腫れが引かないので整形外科病院へ
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これで手の腫れが引いてくるかと思いきや、
薬が弱いのか、翌日になっても一向に腫れは引いてきません。
身体の関節痛は治まったので、熱は下がったようです。
手は痛いけど、足は何ともないので、仕事に出かけました。
しかし会社の人の勧めもあって、整形外科に行くことにしました。
医師が言うには、「早く治したいし、なるべく手術をしたくないので、
入院して抗生剤の点滴をしたほうが良い」ということでした。
「早ければ明日退院できますが、2~3日入院してください。」
とのことでした。
生まれて初めての入院です。
入院する前に、血液やら心電図やら、身長体重まで検査されました。
看護師さんに案内され病室に入りました。
4人部屋は空いてなかったので、2人部屋です。
2人部屋ですが、他に患者はいなかったので、2人部屋を私一人で使えました。
看護師さんから入院についての説明を聞き、
ベッドに横たわると、すぐに点滴が始まりました。
翌日も腫れが引かないので、そのまま入院生活は続きました。
病室のベッドに横たわったまま、やることは一日三度の抗生剤の点滴でした。
手は腫れて痛いけど、他の身体の部分は正常です。
だから外出でもしたいなぁと思いましたが、外出は禁止です。
病院内だけでの入院生活は退屈しそうですが、私にとってはそうでもありませんでした。。
テレビも見ない、たまにスマホでゲームをするだけで、
ほとんど何もしないでベッドに寝ているだけ。
昼間も寝て夜も寝る。
よく眠れるものです。
生まれて初めてでした。
こんなに何もしなくいいなんて。
意外と大丈夫なものですね。何もしなくても・・・。
猫に手を噛まれてから6日目、入院してから4日目、
ようやく腫れが引いてきました。
しかし完全に引いたわけではありません。
まだ少し腫れていて、ピリピリする痛みも少しあります。
こうして3泊4日の入院生活は終わり、保証料5万円を病院に置いて退院しました。
食事もそこそこ美味しかったし、とても貴重な体験ができました。
猫に噛まれた傷口はたったこれだけ
腫れが引くまでの期間
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猫に左手を噛まれてパンパンに腫れた私の手です。
青まるで囲った箇所が傷口です。
たったこれだけの小さな傷なのですが、手はパンパンに腫れてしまいました。
恐るべし猫の噛み傷。
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上の手の画像は、猫に噛まれてから11日目の画像です。
青丸で囲った箇所が、噛み傷。
たったこれだけの、とても小さな傷です。
噛まれてから11日経っても、まだ腫れは完全には引いてません。
手のこぶしに腫れがあり、ピリピリとした痛みが少しあります。
腫れが完全に引くまでにかかった期間は、2週間程14日かかりました。
それも抗生剤を服用しての期間です。
傷の大きさや腫れ具合にもよると思いますが、
猫に噛まれて腫れた場合、腫れが引き痛みが無くなるまでの期間は1週間~2週間かかると思います。
入院費は
猫に噛まれて手が腫れて病院に入院しました。
入院費は数日後、自宅に請求書が郵送されてきました。
総額で63,920円でした。
4人部屋でしたら、もっと安かったのですが、
でも2人部屋を一人で独占できて良かったです。
入院費は後日、診療に行った時にカードで支払いました。
もし猫に噛まれてしまったら、やることは
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飼い猫のロシアンブルーに、左手の甲を噛まれて痛い目にあいました。
猫の口の中の唾液には「パスツレラ菌」という菌がどの猫にも、ほぼ100%いると言います。
猫に噛まれたからといって、100%「パスツレラ症」になるわけではありません。
しかし出血するほどの傷でしたら、すぐに傷口を絞りながら、
菌を外に押し出す感じで流水で洗い流しましょう。
最後に
最後までお読みいただき有難うございます。
興奮して狂暴になった猫や犬を、素手で抑えつけようとしたり、
捕まえようとするのは大変危険です。
もし噛まれてしまったりしたら、私のように痛い目にあってしまうかもしれません。
くれぐれも気を付けてください。
しかしこれがあれば安心、大丈夫です。
動物噛まれ防止用グローブ。
厚手の皮を使った噛まれ防止用グローブです。
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