小学生の頃、7月~8月は毎晩虫かごと懐中電灯を持って、
クワガタやカブトムシを採りに行ったものです。
何故夜に採りに行ったのかというと、カブトムシやクワガタは夜行性なので、夜に行動するからです。
昼間は土の中などにもぐっていて、夜になるとクヌギの木から出る樹液などを求めて動き出します。
板橋区でカブトムシ、クワガタがいた山
どこにクワガタ、カブトムシを採りに行ったかというと「おぎ山」という山です。
「おに山」ではなく「おぎ山」です。
何故「おぎ山」と言っていたのかは分かりません。
その「おぎ山」ですが、現在は都立赤塚公園の沖山地区となっています。
住所は四葉になります。
と今になってあれ?と思いました。
子供の頃は「おぎ山」と言っていましたが、本当は「おきやま」だったのかもしれません。
何故なら、そこは赤塚公園の「沖山地区」。
だから本来の呼び名は「沖山」と言うのが正解だったのだと思います。
この「おぎ山」にはクヌギの木が複数生えていて、
そのクヌギの木から出ている樹液を舐めに、クワガタやカブトムシが集まって来るのです。
クワガタ、カブトムシは夜行性なので、夜暗くなってから採りに行ってました。
どれくらい採れたかというと、一日に10匹程度だったでしょうか。
板橋区四葉がまだ区画整理されていない頃、「上の畑」という畑がありました。
何故「上の畑」と言っていたかというと、この辺の地区の上の方にあったからだと思います。
この「上の畑」を通り、「おぎ山」(おきやま)に行ったのです。
その「上の畑」は現在では住宅、赤塚公園(沖山地区)、区立沖口公園となっています。
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都立赤塚公園の沖山地区。
ここも「上の畑」と言われていた畑でした。
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現在は公園化されてますが、約40年前は畑でした。
その畑の中を通り、「おぎ山」(沖山)に、
夏休みには毎晩クワガタやカブトムシを採りに行ってました。
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「おぎ山」(沖山)にはクヌギの木が自生していて、
クヌギの木から出ている樹液を舐めにクワガタ、カブトムシが集まってきていました。
しかし公園化されてからは、そういう昆虫達はめっきり集まらなくなってしまったようです。
何故だか分かりませんが、環境の変化によるものかもしれません。
「おぎ山」(沖山)を西側から撮った画像です。
昔は柵もなく、柵の向こう側は湧き水が溜まった沼でした。
現在は埋め立てられています。
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下方から見た「おぎ山」(沖山)です。
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「おぎ山」(沖山)の全貌です。
東側にもクヌギの木は自生しています。
しかし私が訪れていた「おぎ山」は西側です。
当時、東側は足場が悪く、山の中に入るには困難な状況でした。
なのでよくクワガタ、カブトムシを採りに入ったのは西側の「おぎ山」(沖山)です。
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カブトムシがいた!
と、久しぶりにおぎ山(沖山)に夜10時頃に行ってみました。
するとカブトムシを発見!
クヌギの木からは白い樹液が沢山にじみ出ていました。
クヌギの木に近づくと、甘いというか腐ったような匂いがします。
クヌギの木からにじみ出ている白い樹液。
こんなに沢山樹液が出ているのは初めて見ました。
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懐中電灯で照らしてみると、カブトムシが一匹、
クヌギの木からにじみ出ている樹液を舐めていました。
少し興奮状態でスマホで写真を撮りました。
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偽物ではありません。
正真正銘の野生のカブトムシです。
コクワガタも発見!
牝のコクワガタです。
他にはカナブンが沢山いました。
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何年か前におぎ山(沖山)に行った時には、
樹液さえ出ていませんでした。
それがこんなに樹液が出ていることには驚きました。
カブトムシは捕獲はしませんでした。
牝のカブトムシと出会って子作りしてくれぇ~
そんな気持ちになりました。
カブトムシ、クワガタの獲り方捕まえ方
この記事を見ている人は、
「板橋区内でカブトムシやクワガタがいる場所はどこだろう?そんな場所があったらカブトムシ、クワガタとりに行きたいなぁ~捕まえたいなぁ~」って考えている人だと思います。
カブトムシ、クワガタは夜行性なので、夜暗くなってから活動し出します。
まぁ昼間でも見つかることはあるかもしれませんが、夜よりも確率は低くなります。
ですからカブトムシ、クワガタをとりに行く時間帯は、暗くなってから夜ということになります。
カブトムシ、クワガタがいる季節時期、時間帯
カブトムシ、クワガタがいる季節時期は、夏です。
6月中旬~9月中旬頃までで、一番いる時期は真夏の暑い8月ですね。
時間帯は冒頭でも触れましたが、カブトムシやクワガタは夜行性なので暗くなってからの夜です。
昼間や朝でも見つかることはあるかもしれませんが、見つかる確率は低くなります。
持って行くもの
カブトムシ、クワガタをとりに行くときに持って行く物は、「虫かご」「懐中電灯」です。
捕獲するのでなければ、虫かごは必要ありません。
夜なので懐中電灯は必需品です。
最近の懐中電灯はLEDを使っているので、とても明るいですね。
それと汗拭きタオル、蚊に刺されないように首に巻くといいです。
携帯電話も持って行った方が良いと思います。
万が一、何か有ったとき連絡がとれるように。
子供さんは一人で行かないように、大人と一緒に行ってくださいね。
服装
夏なので暑いですが、長袖に長ズボンが良いです。
何故ならその理由は、蚊がいます。
蚊に刺されないように、長袖長ズボンが良いです。
靴はサンダルは危険なので厳禁です。
汚れても良いスニーカー、長靴が良いです。
その他の注意事項
その他の注意事項としては、間違えてゴキブリを捕まえないように(笑)
ゴキブリもいます。
黒くて見た目が似ているので、ゴキブリを間違えて捕まえてしまったことが私にはあります。
家に帰って虫かごの中にゴキブリがいたことがあり、ビックリしたことがありました。
山なので滑りやすいです。転ばないように注意しましょう。
子供さんは大人と一緒に行って下さいね。
まとめ
板橋区でクヌギの木がある山、カブトムシやクワガタがいる場所「赤塚公園の沖山」と、
カブトムシ、クワガタの捕まえ方を紹介してきました。
昨今では野生のカブトムシやクワガタは、めっきり減って数が少なくなってきたようです。
できたらキャッチアンドリリースで、見つけられたとしても自然に返すことも考えてください。
ホームセンターに行けば、カブトムシは売ってますが、
野生のカブトムシを見つけた時って、本当に感動すると思います。
くれぐれも気を付けて、カブトムシやクワガタを見つけに行ってくださいね。