日本の歴史と文化を感じながら、美味しい料理を楽しむことができる場所。
それが登録有形文化財にも指定されている「きのえね,オモヤの古民家レストラン」です。
このレストランは、江戸時代から続く伝統的な建築様式をそのままに残し、現代の食文化と融合させた特別な場所です。
訪れるだけで、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができるでしょう。
古民家の温かみある雰囲気の中で、地元の新鮮な食材を使った料理を堪能し、心も体も満たされるひとときが過ごせること間違いありません。
四季折々の料理も絶品で、その時季ならではの新鮮な食材を活かしたメニューが楽しめます。
季節によって変わる料理は、酒造りと関わりが深い「二十四節気」を取り入れ、訪れるたびに新しい発見をもたらしてくれます。
また、大人の隠れ家的な雰囲気が漂う空間でもあり、静かにリラックスした時間を過ごすのにぴったりです。
さらに、酒蔵である飯沼本家敷地内には、「きのえね まがりや」「芝生広場」「キャンプ場」などがあり、体験イベントとして田植えや稲刈り、ブルーベリー狩りができます。
元々酒造りで知られる飯沼本家によって運営されているこの場所は、単なる食事スポットにとどまらず、本格的な日本酒と料理のペアリングを楽しむことができます。
この記事では、そんな「きのえね オモヤ」の魅力を詳しく紹介していきます。
「きのえね オモヤ」とは?
千葉県印旛郡酒々井町の「きのえね オモヤ」とは、江戸時代から続く酒蔵「飯沼本家」の敷地内にある古民家レストランです。(飯沼本家とは、きのえねの会社名です)
このブログでは「オモヤ」と表記していますが、「Kinoene(きのえね)」ホームページによると、正確には「きのえね omoya」とローマ字表記になってます。
オモヤとは母屋のことで、飯沼家の住居として、また一部は事務所や蔵人の食堂として使われていたのですが、リノベーションをし、古民家レストラン「きのえね omoya」として生まれ変わりました。
「きのえね omoya」では、日本酒と二十四節気料理を提供し、季節ごとの味わい深い料理を楽しむことができます。
「きのえねと」は、十干十二支の甲子のことです。
酒造りを始めた飯沼家12代目の頭首が甲子生まれだったことから、「きのえね」と名付けられたそうです。
甲(きのえ)と子(ね)は、どちらも十干十二支の始まりであり、縁起が良いと親しまれています。
きのえね オモヤ の歴史
きのえねオモヤは、飯沼本家の敷地内に位置し、江戸時代からの歴史を持つ古民家を利用しています。酒造りが盛んなこの地域で、過去の酒蔵をリノベーションし日本酒と共に日本料理を提供するスタイルが特徴です。
江戸時代から続く酒造の伝統と、現代風にアレンジされた料理が訪れる人々を魅了し、地域の歴史と文化を感じることができます。
敷地内に点在する6つの建造物と施設
千葉県印旛郡酒々井町の飯沼本家敷地内には、6つの建造物が点在していて、その他にも施設があります。
酒蔵では予約の上、見学が可能になってます。
「まがり家」は、きのえね直営のショップで、代表的な日本酒「きのえね正宗」などが販売されています。
店内には、小規模ながらカフェもあります。
「まがり家」の二階はギャラリーになっていて、展示会が開かれます。
きのえね農園では、田植えや稲刈りなどの農業体験、ブルーベリー園では、ブルーベリー狩り、芝生広場ではバーベキュー、そして2023年にオープンしたキャンプ場「SAKE KYMP」があります。
![飯沼本家敷地案内図](https://yarebaikebawakaru.com/wp-content/uploads/2024/06/e8847a28805687533d0080b032983ed2-800x429.jpg)
「きのえね オモヤ」の口コミ
「きのえね オモヤ」は数多くの高評価の口コミが寄せられていて、結婚記念日や誕生日、法事などの特別な日に利用したとの口コミが多数ありました。
一部、接客に対して低評価の口コミもありました。
実際に訪れた人々の感想をもとに、具体的な体験談や評価を紹介します。
★★★
初めて食事に行きました。
建物、インテリア、食器、食材共にトータルで考えるとランチのお値段はお手頃かとおもいます。
ただ、まだオープンしてから1年未満のせいか、接客のレベルが追いついていない感じかな?と
店に入っても、誰からもいらっしいませとの声が聞こえず、こちらからすみませーんと大きな声をかけて出てくる、で何か言うかな?て思っていたら、コートは、ハンガーにかけるように言われただけ…食事の席に案内されて、注文を聞く際、ドリンクを運ぶ際、食事を運ぶ際の3度、席に接客にきましたが、おしぼりが出ていないことに気づかず、こちらから、おしぼりが出ていないことを伝えに行きました。おしぼりを持ってきてくださいましたが、ひと言も、失礼しましたや、申し訳ございませんとはありませんでした。
おしぼりトレーがテーブルにおいてあるのですから、おしぼりは出すつもりはあったようです。呼び出しベルを席に置かないスタイルなのであれば、目の届く場所で、待機して接客するべきかな?と他のお客様も、これ注文する時、どうするの?誰もいないしベルないってぼやいてました。
次回、接客が改善されていることに期待します。料理やインテリアにこれだけこだわっても、勿体ないです。★★★★★
グーグル口コミ
記念日当日に思い立ち、お昼を予約しました。お昼メニューは3段重と少しお手軽な箱もり膳があり、私達は箱もり膳を頂きましたが、箱もり膳で充分満足しました。箱もり膳にはビーフシチューも付いているので若い人にとっては、さらに良いと思います。
酒蔵の敷地に母屋を改装した洒落た建物となっています。お庭や建物の中の雰囲気が良く、ゆったりと過ごせました。接客も丁寧で席と席の間も気にならないように配置してあります。
酒蔵ですので、日本酒も美味しいのですが、特にこのお店でないと飲めない日本酒は、お値段もそれなりに高いですが、本当に美味しかったです。また、3種類のお酒を飲める利き酒セットはリーズナブルで色々なお酒を比べて飲めるので、良いです。
敷地内には「きのえねまがりや」というカフェやお土産売り場もあります。酒蔵の展示もあり、食事以外でも楽しめます。
QRコードを読み取ると色々な画像が出て来るスポットがあり、ちょっとした遊び心が感じられます。
次の記念日にもまた行きたいと思っています。
実際に訪れた人のレビュー
「きのえね オモヤ」を訪れた人々のレビューを見てみると、多くの人がその雰囲気と料理に感動していることがわかります。
「古民家の素晴らしい雰囲気と、美味しい料理に大満足」といった意見が多く寄せられています。
また、サービスについても高評価が多く、「スタッフの対応が非常に親切で、居心地が良かった」といったコメントも多く見られます。
日本酒と料理のペアリングについても、「ソムリエが提案してくれる日本酒は、料理との相性が抜群で感動した」との声があります。
酒々井 アウトレット付近のご飯スポットとしての評価
酒々井アウトレットモールの近くに位置する「きのえね オモヤ」は、ショッピングの帰りに立ち寄るのに最適な食事スポットとしても人気です。
「アウトレットで買い物を楽しんだ後、きのえね omoyaで豪華なランチをいただきました。」といった口コミが多数。
また、「おしゃれな雰囲気がデートや家族連れにもぴったり」という評価も多く、特別な日に訪れる価値があるとの意見が多いです。
インスタグラムなどでも多くのフォロワーが投稿していて、食事の写真が非常に美しいことで話題となっています。
飯沼 本家 酒々井 まがり 家の評判
飯沼本家 酒々井 まがり家の評判も非常に高く、「地元の魅力が詰まった場所」「訪れる度に新しい発見がある」といった口コミが多いです。
特にイベントが楽しいと評判で、ギャラリーでのアート展や音楽フェスが人気です。
また、「まがり家での試飲イベントに参加して、日本酒の奥深い世界を知ることができた」との声も多く、一度訪れたらリピーターになる人が多いのも特徴です。
ネットでの口コミ総まとめ
ネットでの口コミをまとめると、「きのえね オモヤ」はその料理、雰囲気、サービスの三拍子が揃った最高のスポットとして評価されています。
食べログやぐるなびなどのグルメサイトでも高評価が目立ちます。
特に「ペアリングが素晴らしい」「季節ごとの料理が楽しめる」「スタッフの対応が親切」といった点がよく挙げられています。
全体として「きのえね オモヤ」は、その品質とサービスの高さから、多くの人々に愛される場所であるといえます。
「きのえね オモヤ」 のメニュー紹介
「きのえね オモヤ」では、お昼の特別ランチメニューや、多彩なメニューが用意されていて、二十四節気にちなんだ料理が提供されます。
昼限定のメニューと今月のメニューがあり、料理に合わせて、お酒とのペアリングも可能です。
ちなみに二十四節気とは、春夏秋冬それぞれをさらに6つに分け、二四の季節に分けたものです。
立春、立夏とか大寒小寒とかそういうやつです。
日本では季節が明確で、その季節の旬の食材を食べることで健康につながり、季節を楽しむことができます。
「きのえね オモヤ」ランチメニューのおすすめ
「きのえね オモヤ」の昼限定ランチメニューは、数種類に絞られていて、季節ごとに変わる御膳メニューになっています。
地元の新鮮な食材をふんだんに使用し、日本の四季を感じさせる料理が並び、
定番の刺身や天ぷらに加えて、創作料理も楽しめるのが特徴です。
二十四節気にちなんだ料理が提供されていて、訪れる度に新しい味わいを堪能できることでしょう。
昼限定ランチメニューの人気メニューは「三段重」です。
三段の重箱に手作りされた会席料理が、ぎっしり盛り込まれ、お酒やごはんのお供にピッタリです。
今月のメニューには、季節の会席コースとして数種類用意されています。
予約フォームから予約日時を記入すると、メニューの詳細が見れます。
「きのえね オモヤ」メニューの値段価格帯
「きのえね オモヤ」メニューの値段価格帯は、ランチの昼限定メニューが3,850円(税込)~。
ディナーメニューは、季節の会席料理で11,000円(税込)~となってます。
季節の会席コースでお酒とのペアリングコースは、14,300(税込)~となってます。
会席料理御前なので、それなりの値段はします。
しかも登録有形文化財にも指定されている「古民家レストラン」での食事なので、その場所代としての値段も含まれていると思います。
その値段が高いか安いかの判断は、ご自身でなさって下さい。
「きのえね オモヤ」店舗情報
千葉県印旛郡酒々井町の「きのえね オモヤ」の店舗情報をお伝えします。
「きのえね オモヤ」の駐車場
千葉県印旛郡酒々井町の「きのえね オモヤ」の駐車場は、「きのえね」の他の施設と供用ですが、大型バスも停められるほど広く、とても停めやすいです。
駐車場内にはトイレも完備されてます。
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車でのアクセス
「きのえね オモヤ」へ車で訪れる場合、東関東自動車道の「酒々井インターチェンジ」か「佐倉インターチェンジ」を利用します。
どちらのインターチェンジを利用しても、約10分の距離に位置しています。
ナビゲーションで「きのえね omoya」または「飯沼本家」を入力するとスムーズに到着できます。
また、駐車場も完備されており、広いスペースで駐車もしやすいです。
特に週末は混雑が予想されるため、早めに出発するのがおすすめです。
車でのアクセスが便利で、地元だけでなく遠方からの訪問者も多いです。
電車でのアクセス
電車で訪れる場合の最寄り駅は、JR総武本線「南酒々井」駅になります。
「南酒々井」駅から徒歩だと約10分ほどで到着できます。
人通りの少ない長閑な道を、ゆっくり歩いて行くのも味わいがあると思います。
なお、「南酒々井」駅は無人駅です。
JR成田線の「酒々井」駅を利用すると、タクシーで約10分ほどの距離に位置しています。
また、京成線の京成「酒々井駅」からもアクセス可能で、こちらもタクシーで約15分ほどで到着します。
電車を利用する場合は、事前に交通機関の時刻表をチェックしておくとスムーズな訪問が可能です。
「きのえね オモヤ」の送迎サービス
送迎サービスを利用するという手段もあります。
「きのえね オモヤ」では、季節の会席コースをご利用のお客様に対して、予約2名様以上に限り、最寄り駅「JR酒々井駅」「京成酒々井駅」「JR南酒々井駅」から送迎をしています。
「きのえね オモヤ」を利用するには方法は?
千葉県印旛郡酒々井町の「きのえね オモヤ」を利用する方法は、事前の予約が確実です。
タイミングが良く席が空いていれば、予約なしでも利用可能です。
しかし確実に絶対利用したいのであれば、予約をしてからの訪問がお薦めです。
行ってみたら満席で利用できなかったり、選んだメニューが食べられなかったりしたら残念な気持ちになってしまいます(:_;)
「きのえね オモヤ」住所、営業時間、定休日など
千葉県印旛郡酒々井町の「きのえね オモヤ」の住所、営業時間、定休日などをお伝えします。
住所 | 千葉県印旛郡酒々井町馬橋106 |
定休日 | 水曜日 |
営業時間 | 11時~15時(LO 14時) 17時~21時(LO 20時) ※火曜日、木曜日はランチ営業のみ |
電話番号 | 043-497-2362 |
ホームページ | https://www.iinumahonke.co.jp/lp/kinoene-omoya/ |
フェイスブック | https://www.facebook.com/iinumahonke/ |
インスタグラム | https://www.instagram.com/kinoene_sake/ |
「きのえね オモヤ」地図
「きのえね オモヤ」での体験
千葉県印旛郡酒々井町の「きのえね オモヤ」での体験をお伝えしていきます。
「きのえね オモヤ」は正門をくぐると左側にあります。
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これが飯沼家の家族が住み継いてきた築約300年の「オモヤ(母屋)」です。
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ここは正面玄関ですが、レストランの入り口は右手の方にあります。
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「きのえね オモヤ」古民家レストランの入り口へ続く日本庭園。
その先にある白い暖簾が掛かっている所が入り口です。
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入り口の扉を開けた瞬間から、異空間へタイムスリップした感覚になります。
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贅沢な広いロビーです。
黒の柱と白い壁、重厚感があります。
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入って左側がレストラン客席への入り口です。
ここから客席へ入って行きます。
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客席はテーブルの間隔が広く取られ、ゆったりとくつろげます。
床は畳からフローリングに変更されたようです。
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予め予約してからの訪問で、メニューも事前に伝えてありました。
お昼限定のランチメニューです。
料理は説明するまでもなく素晴らしいの一言です。
酒蔵なので、本来はお酒とのペアリングといきたいところですが、私はお酒は苦手です。
お酒を飲まなくても料理で酔えます(笑)
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お酒ではなく、人気のドリンク「ゆずサイダー」を頼みました。
甘酸っぱくて美味しいです。
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酒々井の「きのえね オモヤ」で、四季折々の味わいを堪能する特別なひと時を過ごしました。
ここでは、二十四節気に基づいた料理と、飯沼本家が誇る日本酒「甲子」が楽しめます。
スタッフの丁寧なサービスと、落ち着いた和の雰囲気が、食体験をさらに豊かにしてくれました。
「きのえね オモヤ」での会席料理体験 まとめ
千葉県印旛郡酒々井町の「きのえね オモヤ」について紹介と、会席料理の体験をお伝えしてきました。
「きのえね オモヤ」は、古民家の魅力をそのままに、現代的な快適さを加えた古民家レストランです。
少々敷居の高さはありますが、大切な人への贈り物として、また、大切な人との至福のひと時を過ごすにはピッタリの場所です。
二十四節気に基づいた季節ごとに異なる料理をいただきながら、和の雰囲気に包まれた空間で心地よいひと時を「きのえね オモヤ」で体験してみてください。
「きのえね オモヤ」は、訪れるたびに新しい発見と、癒しを提供してくれる酒々井町の宝とも言える存在だと思います。
なお、飯沼本家の「きのえね」では、「オモヤ」の他にも施設が用意されてます。
手ぶらでキャンプができる「サケ キャンプ場」、ブルベリー狩りができるブルーベリー農園、バーベキューができる「芝生広場」など。
![](https://yarebaikebawakaru.com/wp-content/uploads/2023/04/20220825_102216-160x90.jpg)
また多種多様なイベントも開催されます。
酒蔵見学や大試飲会、まがりやギャラリーでの展示会、田植え稲刈り体験にタケノコ掘り体験など、お子さんと一緒に参加できるイベントも盛りだくさんあります。
飯沼本家「きのえね」は、地方という立地を活かしたアミューズメントパークです。
飯沼本家「きのえね」イベントはこちらから確認できます。