バイク愛好家の皆さん、千葉県八街市に位置する「八街神社ライダーズ神社」をご存知でしょうか?
この神社は、バイク乗りたちの聖地として知られ、多くのライダーが訪れるとされてます。
八街神社は、交通安全祈願をはじめ、バイクに関連する様々なご利益があるとされています。
境内にはバイク専用の駐車スペースはありませんが、四輪車との共用の広い駐車スペースが用意されているので、ツーリングの途中で立ち寄るのにも最適です。
また、ライダー向けの特別なお守りやステッカーも用意されており、訪れるたびに新たな発見があるでしょう。
この記事では、そんな八街神社ライダーズ神社の魅力や見どころを詳しく紹介します。
バイク乗りの方々にとって必見の情報が満載ですので、ぜひ最後までお楽しみください。
ライダーズ神社って何?
ライダーズ神社ってバイク乗りが集まって、ただ単に「ワイワイガヤガヤする神社」という訳ではなく、ライダーズ神社には、奥深い意味や存在意義があります。
2019年(令和元年)の台風・大雨災害からの復興と地域活性化を目的として、千葉県のライダー組織である任意団体「チバイク」によって、千葉県内の神社限定で認定・管理が行われていたが、2023年10月、「東北復興」を掲げ、宮城県名取市の閖上湊(ゆりあげみなと)神社が旗揚げに加わった。
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これを機に、活動範囲を千葉県外に拡大する予定。神社本庁に所属する神社で、神職が常駐していること、バイクの駐車スペースがあること、近隣住民から苦情が出にくい立地であることを目安に、旗揚げを展開している
ライダーズ神社は、ライダーの交通安全、交通マナーの向上をお祈りし、ライダー同士の交流場所を提供し、地域活性も目標としている活動で、千葉県在住のライダーで組織される任意団体「チバイク」が展開しています。
ライダーズ神社とバイク神社とオートバイ神社の違い
全国にはライダーズ神社の他に「バイク神社」「オートバイ神社」というものも存在しています。
それらを総称して二輪車神社と言っています。
二輪車神社とは、二輪車のバイク乗りに特別な配慮をしている神社の呼称です。
では、ライダーズ神社との違いは何でしょうか?
バイク神社は、認定や管理組織は無く、単なる自称で言っている神社ということで、そこがバイク神社だとは、分からない場合もあるかもしれません。
「疾風巡拝(しっぷうじゅんぱい)プロジェクト」(ROADMANIA JAPAN運営)に参加している神社(2024年現在32ヵ所)もあり、そこでは御朱印ならぬ御刻印というものがあります。
(御刻印とは、初穂料を収め革製のバンドに、参拝の証として自分で刻印をする。)
オートバイ神社は、一般社団法人・日本二輪車文化協会(AMAC)が開設承認・管理を行なっています。
オートバイ神社は、オートバイの部分がカッコ(オートバイ)になっていたり、単に〇〇神社とオートバイの部分が省略されていたりして、意外と知られていないのかもしれません。
一方、ライダーズ神社は、千葉県在住のライダーで組織される任意団体「チバイク」が展開しているものです。将来的にはNPO法人化も検討しているようです。
ライダーズ神社の歴史
ライダーズ神社の概念は、2000年代初頭に生まれました。
当時のバイクブームとともに、バイク乗りが安心してツーリングに出かけるための安全祈願をする場所が求められるようになりました。
ライダーズ神社の歴史を辿ると、その趣旨は日本全国のバイク愛好者に広まり、各地の神社がライダーズ神社として知られるようになりました。
八街神社もその風潮に乗り、2020年からライダーズ神社としての役割を担うようになりました。
その背景には、安全運転への祈願と共に、地域振興の一環としても注目されるようになった経緯があります。
ライダーズ神社第一号は2019年(令和元年)千葉県鴨川市天津の「天津神名宮」
バイク神社は2008年(平成20年)頃の安住神社(栃木県高根沢町)や大前神社(栃木県真岡市)が始まりで、オートバイ神社の第一号は、2014年に建立された島根県浜田市の「かなぎウエスタンライディングパーク」内にある金城(オートバイ)神社ということなので、歴史はバイク神社、オートバイ神社の方が古いです。
各ライダーズ神社所在地
2024年現在のライダーズ神社は、2023年閖上湊神社が加わって5社あります。
番号 | 名称 | 所在地 | 認定日 |
1 | 天津神明宮 | 千葉県鴨川市天津2950 | 2019年11月16日 |
2 | 八街神社 | 千葉県八街市八街へ217 | 2020年11月7日 |
3 | 飯香岡八幡宮 | 千葉県市原市八幡1057-1 | 2021年11月27日 |
4 | 海上八幡宮 | 千葉県銚子市柴崎町1-17 | 2022年4月24日 |
5 | 閖上湊神社 | 宮城県名取市閖上中央1-11-11 | 2023年10月21日 |
「八街神社」 ライダーズ神社
千葉県八街市の八街神社は、2社目のライダーズ神社として親しまれています。
ライダーズ神社といっても、バイク関係の装飾が特にしてあるわけでもなく、ただライダーズ神社の上り旗が立てられているだけの、一般的な普通の神社です。
八街神社は国道209号線沿いにあります。
入り口が目立たないし、境内は奥にあり、道路からは見えないので、うっかりしていると通り過ぎてしまいそうです。
下記の画像は、八街駅方向から見た画像です。
八街神社の黄色い看板が立っていますが、小さいので見過ごしてしまうかもしれません。
かつてはコンビニだったような物件があります。
下記の画像は、東金方向から見た画像です。
八街神社の黄色い看板が見えますが、神社の入り口っぽくないので、やはり通り越してしまうかもしれません。
境内にはバイク専用としての駐輪スペースは無く、四輪車との共用になります。
駐車場は広いので、すごく停めやすいです。
この日は、平日だったせいもあるのか、参拝客はいませんでした。
ライダーもいませんでした。
境内は広々としていて、管理が行き届いていて綺麗です。
神社と言うとパワースポット的な神秘感がありますが、八街神社には、そういう神秘感は感じられません。
どちらかというと明るく、晴れ晴れとした感覚になる神社です。
御朱印やステッカーは、拝殿の横にある社務所で頂けます。
訪問した日は平日ということもあってか、ライダーはいませんでしたが、土日祝日にはライダー達で賑わっているのかもしれません。
八街神社の境内には、飲食できるようなカフェはなく、自動販売機も無かったと思います。
近隣にもライダーたちが集まれるようなスポットは無いと思います。
八街という地域は、特に目立って大きな観光施設はありません。
八街神社からは少し離れますが、酒々井三井アウトレットくらいでしょうか。
それと落花生が有名です。
八街神社の入り口にコンビニだったような物件がありますが、そこが復活してくれるともっと賑わうかもしれませんね(^^)/
最後にまとめ
千葉県八街市のライダーズ神社「八街神社」を紹介してきました。
全国には二輪車神社という神社があるということもお伝えしました。
知らない人からしたら、何がライダーズなのかよく分からないと思います。
ライダーズ神社はライダーの交通安全、交通マナーの向上をお祈りし、ライダー同士の交流場所を提供し、地域活性も目標としています。
ただライダーが集まる場所ではなく、ちゃんとした目的があるんですね。
ライダーの皆さん、ライダーズ神社めぐりのツーリングを計画してみてはどうでしょうか?
全国の二輪車神社めぐりも良いと思いますよ(^^♪